わずかな昼寝が疲労回復に効果抜群

スペインでは昼寝の習慣があるのをご存じですか。昼寝の習慣がある人たちは、昼寝の習慣をもたない人たちと比べて、大変おおらかで非常にストレスが少なく、心身ともに健康な生活をしていると言われています。適度な昼寝をすることは、疲労の回復だけではなく、ストレスの解消にも大きな効果があるため、そのような健康的な生活を送れるのです。

最近、ペットブームで犬や猫を飼っている家庭が多いですが、そのような動物は、食事をした後はとくに横たわって眠っていることが多いです。これと同じように、人間の遺伝子も、昼寝をするようになっているそうです。実際、仕事をしていても、昼食後の1時から2時くらいの間は眠くてしょうがない時がありますね。

ところが、昼寝と言っても、ぐっすり熟睡してしまうとダメなのです。スッキリと起きれなくなり、長時間眠ってしまいます。だいたい、15~20分程度が適度な長さと言われており、30分以上だと長すぎるようです。これはコントロールするのは結構難しいですね。最近は、携帯電話を皆さん持っているので、アラームを使って寝過ぎを防止するのも良いかも知れません。

また、別の方法として、昼寝の前に、コーヒーや紅茶などのカフェインを含むというやり方があります。カフェインを取ることで、昼寝から起きる頃には効いてきて、スッキリと目覚められるようにするわけです。また、昼寝は午後3時までにしないと、夜に眠くなくなってしまいます。現実的には、職場で昼休みに昼寝をすることになるでしょう。でも、女性には職場で昼寝という習慣は少々難しいようにも思います。

特に、ハードワークの方は、昼寝をうまく仕事のリズムの中に組み込みましょう。ストレスがさがり、作業の効率がよくなり、血圧も安定するので、健康維持という面では大きな効果を発揮すると思います。もし、昼寝をするならば、できるだけ毎日習慣的にとりましょう。そうでないと、より重要な夜の睡眠サイクルを乱してしまいます。

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